銅線撚り具

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樹木の幹や枝を作る銅線の素材として 上の写真のようなものを作ります。 手で捩っても作れますが 道具があるとより便利です。

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線径2mmの銅線を上の写真のように曲げます。 A、Bのような凹みをつけるといいです。 これが軸線上にくるようにしてください。
下地の目盛りは10mmマスです。

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これをピンバイスにくわえて、素材の銅線をBに掛けて左に引きながら、右手を前に押し出して回転させます。
これで出来た撚り目がAあたりまできましたら、銅線を外して出来上がりです。  ハンドドリルにセットし万力などに固定して作業しますと 大量生産向きです。(笑

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これを使用する時は 上の写真のように捩り合わせて 枝振りを整えます。  このとき枝の先端がリングになっていますので 指など刺すことなく作業をすることが出来ます。
またフォーリッジ(網目繊維に接着されたスポンジ粒)などを接着するのにも都合が良いです。

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葉の落ちた枝を表現する時は、枝振りを整えたあと 先端リングをニッパーなどで切り開いて 枝先を作ります。
今回は工具についてでした。 幹や枝の成形は別項でご説明いたします。

発泡スチロールカッターガイド

あれば便利なカッターガイドですが、結構かさばりますので保管が大変です。 大きめのジオラマとか背の高いジオラマなどを製作される方には役に立つかも知れません。下のイラストは二つの切断方法を一つにまとめて画きました。IMB_0605

垂直・直線切り
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アルミアングルをガイドに切断します。 ガイドの間隔は50mm厚の発泡スチロール板を2枚重ねまで切れるように110mmにしました。
ニクロム線と下のアングルが接触してから4mm押し込んで突き当て板に当てるようになっていますが、2~3mmでも良いと思います。
突き当て板がない場合は ニクロム線とアルミアングルの接触が 発泡スチロール板に隠れて見えないため、押し込みすぎる傾向があります.
上の写真はその使用状態です。 (側面板の形状がイラストと異なります。)

スライス切り
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カッターを側板のガイドの間に差し込んで、上の写真のように左から右へ押し出すように切断します。
厚みはカッター先端にスペーサーを差し込んで調整して下さい。

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カッターをセットした状態です。

垂直・曲線切り
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発泡スチロール板が薄い場合はカッターナイフで切断しても良いのですが、厚い板の場合は役に立ちます。
カッター下面のベースを テーブル面に滑らせて切断します。

発泡スチロールカッター

発泡スチロールを切断する電熱線カッターを作りました。

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用意したニクロム線は径0.26mmのもので、教材工作・模型工作に適していると説明されていて、ホームセンターなどで販売しています。

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長さ400mm位の角材を用意し、350mmの間隔に木ねじを立てニクロム線に弾力性を持たせて取り付けました。
電圧を調節することが出来るAC/DC電源を用意し、クリップでニクロム線につなぎます。

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左端から それぞれの長さに於ける電圧・電流値は、上の写真のようになります。  電源は6Vが乾電池用、9VがスイッチングACアダプタ用です。
発泡スチロールを試しに切断してみますと、電流が1.5A流れていればきれいに切れます。 1.7Aの所では軽快に切れると言いますか、切れすぎの感じがします。

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乾電池による切断テストでは、有効幅160mmで単一乾電池4個を直列につないで 6Vの時 1.5Aの電流が流れているので、問題なく切断することが出来ます。 ただ電池の寿命は確認していませんのでわかりません。
今回は下の写真のフレームを流用しました。 これは約30年前に作ったもので いまだに使っていますが、電源が上のAC/DC電源で重く、リード線の収納や、ON-OFFを電源側でしていたなどの不便さを解消すべく改造しました。

参考寸法図

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この形状・構造はあくまでも参考です。 ニクロム線長さ230mmは製作当初A4横幅の切断が出来ればと思って決めたのですが、今になってみれば特にその必要性は感じません。
ですが今回は9VのスイッチングACアダプタを使用しますので、230mmは必要長さです。 このとき流れる電流は1.6A位で、ちょうど良いかなと思います。

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ニクロム線に張力を与える引っ張りバネは、 線径0.6mm    コイル外径5.5mm    密着巻き長さ14mm位のもので 両側に一巻き立てて フックにしています。
このバネを約10mm伸ばした状態でニクロム線をセットしました。 銅板で作った端子は長さ17mm 幅6mmで ここにリード線をハンダ付けしてあります。
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下側の端子は長さ22mm 幅6mmで木ねじに直接通します。

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電源はスイッチングACアダプタ 9V  2A のものを使用しました。 電源プラグを抜けばカッターは身軽になって持ち運び 収納が大変楽になりました。
押しボタンスイッチ(押した時のみON)はもう少し上に取り付けた方が良かったかもしれません。
下部のt2.6ベニヤ板は、フレーム(ニクロム線)を垂直に立てるためのものです。 ここを滑らせながら切断すると、垂直曲線切りが出来ます。

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裏側はこんな感じです。 配線クリップは 少し多めにつけてリード線のたるみが出ないようにしておいた方が良いです。
ACアダプタ にはラベルを貼って 発泡スチロールカッター用と はっきりわかるようにしておきましょう。

[ご注意]

ニクロム線発熱時は十分ご注意ください。 赤くなっていなくても紙は焦げますし、塗料など近くにあれば危険です。
ニクロム線の線径違いにご注意ください。
この記事の内容を実行される時は、他の方の記事も合わせてご覧いただいた上で ご自身の責任で製作の参考にして ください。 

 

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穴開け工具・ピンバイス

ジオラマに背の高い草や樹木を植えるにはベースに穴を開けなくてはなりません。BIM01_2353
上の写真はピンバイスという工具で、ドリルをチャックにくわえて回転させ手動で穴を開けます。
左側がドリル、ピンバイスは径1.3mm~2.2mm用と、径2.3mm~3.2mm用です

BIM02_2355
上はその分解写真です。
必要に応じて右側のチャックと左側のチャックを使い分けます。

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通常は組み立てた状態にしたまま使用します。
ドリルの取り付けは、先端キャップを締めることによりチャックを絞って固定します。

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穴開け位置にドリルを当て、手の平で(A)のように軽く押して立てます。

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親指と人差指または中指で摘むように持ち、(B)と(C)で回転を与え穴を開けます。
一度に1回転弱くらいしか回せないので、何度も(B)と(C)を持ち替えて少しずつ開けていきます。

BIM06_2367
ピンバイスを最初の位置に保つのに少しこつが必要ですが、慣れればきれいなあなを開けることができます。
ピンバイスはこの他にもいろいろ種類がありますので、こちらも参考にしてみてください。.

発泡スチロール彫刻具

発泡スチロールを成形するとき小さな粒状のかけらがたくさん出ます。
これには静電気が発生していて処理に困ります。
そこで成形しながらその粒を掃除機に吸い込むというホース先端ノズルを作りました。BIM01_1884
上の写真は掃除機のホースなどをつなぐアダプターです。
左端から約20mmのところに4mm径の穴を開け、その先にV字型の溝を彫ります。
これを円周上に3ヶ所作ります。(もっと多くても可)

BIM02_1887
ここに長さ38mmの釘をはめ込み・・・
(ビニールテープで巻く前にエポキシ接着剤などで固定しておくと良いです。)

BIM03_1888
その釘の上をビニールテープで巻いて固定します。
釘の先は思った以上に鋭いので、充分ご注意ください。
ヤスリなどで先端を少しスリ落としておくことをおすすめします。

BIM04_1889
このノズルを掃除機に取り付けて・・・

AIMG_1892
発泡スチロールを釘先で崩しながら吸い取っていきます。
釘の長さはもう少し長くても良いと思います。.